1日目(一次測定)
測定は当日の受付順に実施されます。終了までには約1時間半かかります。
- 1尿検査
- 尿蛋白・尿糖・尿潜血
尿は、腎臓、尿路系、肝臓などの異常を反映します。
- 2血液検査
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血液一般(貧血・白血球・血小板数)・生化学検査(血中脂質・肝機能・腎機能・膵機能・血糖や血清鉄など)
健康な状態では、血液中の細胞の数や生化学成分はほぼ一定です。病気やケガ等の時には、これらの数値が増加したり減少したりするので、血液を測定することで、からだの状態をチェックすることができます。
- 3健康調査票の聞きとり
- 休養(生活状況・既往歴・ストレス・メンタルチェックなど)・栄養(食習慣・簡易食物摂取状況など)・運動(活動状況・運動習慣など)の健康調査票の聞き取り
- 4胸部レントゲン(エックス線検査)
- 肺や血管の状態、心臓の大きさ
胸部所見 肺や肺周辺の器質的変化を調べます。
心臓の大きさや形、大動脈、肺動脈の血管の走行状態や形状、縦隔の状態などをみます。
- 5視力検査
- 裸眼視力と矯正視力
裸眼視力 遠距離視力:
5mの距離で検査する視力
見えづらい時は一般に「近視」の状態です。矯正視力 眼鏡やコンタクトレンズを使用した時の視力
- 6眼底検査(無散瞳撮影)
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脳血管の動脈硬化状態や眼底出血など
眼底検査は、網膜を写真撮影する検査です。
網膜は眼球の奥(眼底)にあり、人間の身体で唯一、直接血管を観察できる部位です。
健康度測定では、無散瞳眼底カメラ(散瞳剤を点眼しない)での撮影ですので、少しまぶしいだけで、ぼやけた感じもすぐに回復します。
- 7身体計測
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身長・体重・標準体重・BMI・体脂肪率・腹囲・骨格筋量・筋肉バランス・内蔵脂肪レベル
体脂肪や筋肉のバランスをチェックします。体成分分析装置で骨格筋量や筋肉バランス・内臓脂肪レベルなど、体に関する様々な情報を得ることができます。
体成分分析測定を見る
- 8安静時心電図
- 不整脈や虚血性心疾患、心肥大などのチェック
- 不整脈(脈の乱れ、心臓のリズムの異常)
- 狭心症、心筋梗塞など虚血性心疾患
- 高血圧にともなう心肥大
心電図 心電図は、心臓から発生する微量の活動電位を波形として記録したものです。心電図検査は、この電気的変化から、心臓の働きを調べる検査です。
- 9呼吸機能検査
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肺活量・一秒率など
呼吸機能検査とはスパイロメーターで吐く息の速さや量を測定してグラフに表わし、空気を肺内に出し入れする換気機能を調べる検査です。