細胞診検査は、前がん病変である異形成やがんなどの異型細胞を検出するためのスクリーニング検査であるため、正しい診断をするためにはさらに詳しい検査が必要になります。
問診・内診の後、目的部位により下記の検査が行われ総合的な診断を行います。
目的部位
1.子宮頸部では腟部・頸管などの頸部細胞診、コルポ診、子宮頸部組織診(狙い組織診)
2.子宮体部では体内膜細胞診、子宮体部組織診検査
検査方法
細胞診検査
精密検査では臨床情報などを参考に細胞を採取して細胞診検査を行います。
コルポ診 検査
コルポスコープという内視鏡(子宮鏡)で子宮頸部を観察します。
子宮頸部粘膜の表面を拡大して観察した後、3%酢酸溶液を使用して粘膜の変化を観察します。
コルポ診で異常があった場合は、その部位の組織診が行われます。
子宮頸部組織検査
子宮頸部から組織を採取して病理組織診断を行なう検査です。
狙い組織診は、コルポスコピーで病変の広がりと境界を確認し、異常部位を的確に狙って1〜数個の組織を採取します。病変が奥の方(頸管内)にあることが疑われた場合は、頸管内から組織を採取することもあります。
子宮体部組織検査
子宮体がんや内膜増殖症が疑われる場合は、子宮内膜の組織を採取して病理組織診断を行います。