動脈硬化は血管の老化の一つです。
脳梗塞や虚血性心疾患(心筋梗塞など)を引き起こす原因となります。
生活習慣病予防のために、定期的な動脈硬化検査でのチェックをおすすめします。
検査〜結果説明(約20〜30分)
検査内容

左右の上腕・足首の血圧

ABI検査(足関節上腕血圧比)…血管のつまり
足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮血圧)を計算したものです。
動脈内の内膜にコレステロールを主成分とする脂質が沈着して内膜が厚くなり、粥状硬化ができて血管の内腔が狭くなる「アテローム硬化」の進行程度、血管の狭窄や閉塞などが推定できます。
ABIの解析結果

baPWV検査(脈波伝播速度)…血管の硬さ
心臓の拍動(脈波)が動脈を通じて手や足までに届く速度のことです。
動脈壁が厚くなったり、硬くなったりすると、動脈壁の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。
このほかに、脈波図、心電図、心音図も同時測定し、それらも考慮して、動脈硬化の程度を診断します。
baPWVの解析結果